【ツインレイ体験談3】彼の居場所に導かれる

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目次

ツインレイと出会ったら変化は避けられない

年末に彼と会い、次に会ったのは2月でした。
この時は「東京に住んでいるのに、よく実家に帰ってるんだな」と思っていました。
後から聞けば、私に会うために来てくれていたようです。

この前会った時にセックスをしなかったので、私は彼が再び会いに来たことに驚きました。
(完全に体目的だと思ってました……)
そしてさらに驚くことに、今回、彼は家に泊まってもキスすらしませんでした。

こういうとき、世の中の女の人は一体どういう風に感じるのでしょうか。
私は「体の関係を持たなくても会いに来てくれたんだ」と、嬉しくなりました。
この時の私は自己肯定感がとにかく低かった……。
私にただ会ってくれたことがすごく嬉しかったのです。
自分という存在を認められた気がしました。

ここから1年間、私たちは何度か会いましたが、肉体関係を持つことは一度もありませんでした。
ただ一緒にご飯を食べて、一緒に眠るということを繰り返していました。
とても不思議な関係でした。
でも私たちが住んでいるのは、東京と北海道です。
会うのは数ヶ月に一度だけ。
付き合うということが現実的に考えられませんでした。

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一方で自分の生活には大きな変化が起きていました。
30歳になった頃から、私は自分の生き方について本気で悩み始めました。
30歳って、特に女性にとっては大きな節目。
このまま今の仕事を続けていて、いいのかと考えていました。
何か新しいことに挑戦するなら、今が最後のチャンスかもしれない。

私はずっと興味を持っていたデザインを学ぶため、週末にスクールに通い始めました。
最初は転職するかどうかまでは、考えていませんでした。
でもスクールでできた友人たちが、スクール終了後に次々と転職していく姿を見て、私の気持ちも変化します。

「応募だけしてみようかな」

この時もまだ本気で転職を考えてはいなかったと思います。
30歳未経験で、どこかに受かるとも思っていませんでした。
今から思い返せばまだまだ若いんですけどね。

まず求人を見て、札幌のデザイン会社に履歴書を送りました。
しばらくして不採用通知が届きました。

ある日求人を見ていると、東京の事務所でデザイナーを募集しているのを見つけました。
そこは私が憧れていたデザイナーさんが所属している事務所でした。

正社員の募集ではなかったので、給料は低いものの「未経験可」の文字が。
私は挑戦だけでもしてみようと履歴書を送りました。
どうせ落ちるだろうと思ったので、勤務地が東京ということはあまり気にしていませんでした。
すると「ポートフォリオを送ってください」とメールが返ってきたのです。
そしてポートフォリオを送ってから数日後、面接の案内がきました。

ここでようやく「もし受かったら、私本当に東京行くの?」と考えます。
これまで北海道でずっと生きてきた。
都会が好きというわけでもない。

でも私はあることに気がつきました。
ここ2、3年で、私の仲のいい友人たちが東京へ引っ越していたのです。
高校の時の親友、大学の時の親友、20代の時に意気投合してルームシェアまでした親友。
本当に仲の良い友達が、次々に東京に行ってしまったので、私だけ北海道に残されて、とても寂しいと思っていました。
もしかしたら自分が東京に行く流れが来てるのでは?

しかも、彼の転職と私が応募した会社は、徒歩1分の距離だったのです。
すごいシンクロ……。

この段階で彼には、東京の会社を受けたことは話していませんでした。
まだまだ彼との関係を、どう捉えていいのかわからなかったのです。
このまま内緒で受けよう。
そう思っていたのですが、面接の前の週に、彼から突然連絡がありました。

2人の関係が動き出す

東京での面接が1週間後に迫った頃、彼から突然連絡がありました。
「明日、札幌行くんだけど空いてる?」
またすごいタイミングで連絡がきたなと思いました。

私たちはいつも通り、一緒に夕食を食べに行きました。
この時もまだ東京に面接を行くことを言わない私。
いつまで警戒してるんだって感じですよね。

彼の前では気を遣わなくてよかったし、家族と一緒にいるようなリラックス感もありました。
でも、恋愛関係になったら、こうやって自分らしくいられる自信がなかったのです。
そのこともあって少し距離を取って接していました。

彼が突然「ひよりは、東京遊びに来る予定ないの?」と尋ねました。
私はどう答えようか悩みましたが、嘘をつくほどのことでもないと思い「実は来週、東京に行くんだ」と言います。
「え、何で?」彼は驚いた様子でした。
私は東京で面接を受けることをようやく話しました。

もし東京に住んで、彼とたくさん会えるようになるなら嬉しい。
でも、これまでの関係性が心地よかったので、私が東京に引っ越すことで何か変わってしまうかもしれない。

彼は連絡がマメなタイプではありません。
今までは彼のことを真剣に考えないようにしていたから、連絡がなくても気にならなかったのです。
この時の私は「連絡や会う頻度」「食事を奢ってくれるか」で、愛情を無意識に測っていました。
だから恋愛として考えた時に、彼の連絡の少なさは、確実に私を不安にさせるとわかっていたのです。

1週間後、私は面接のために飛行機に乗って東京に向かいます。
聞き慣れない駅名や大きなビル、テレビ局や有名企業の社屋……自分がとても場違いな存在に思えました。
不安でいっぱい。でもここまで来たのだから、絶対に受かりたい。
緊張しながらも、無事に面接を無事に終えることができました。

interview

面接後に彼とランチをする約束をしていたので、会社を出てから連絡をしました。
<面接終わったよ。緊張した〜>
<お疲れさま。今からそっちに向かうよ>

少ししてから待ち合わせ場所に訪れた彼。
土地勘のない東京で彼の顔を見ると、とても安心することができました。
私たちは近くでご飯を食べました。
受かってもいないのに、東京でやっていけるかどうか不安がっていると、彼が励ましてくれました。
それに受かっているかどうか、私と同じぐらい気にしてくれているのが伝わってきました。

この時ようやく、私は彼と付き合うことを意識し始めました。

面接から3日ほど経った時、合格の電話がかかってきました。
私はこうして、導かれるように、彼の住む東京へ引っ越すことが決まったのでした。

サイレント期間が近づく

東京への転職が決まり、私は急いで引越しの準備などを進めました。
この頃から、彼が頻繁に連絡をくれるようになりました。
「私、この人と付き合うのかもな」
漠然とそう思うようになりました。
もちろんツインレイなので、そう簡単に行くはずありませんが……。

退職の手続き、親への報告、送別会、家探し。
本当に忙しい日々でした。

彼は家探しを手伝ってくれて、内見にも同行してくれました。
この時には、私は彼のことを素直に好きになっていました。(やっと……!)
でも、曖昧な関係から始まったので、相手がどう思っているのか、よくわかりませんでした。
後から聞くと、彼も私にどう思われているのか、不安だったようです。

私は仕事が始まる1週間前に東京へ引っ越しました。
引っ越した次の日に、彼と夕食を食べる約束をしていました。
彼は、東京に来たばかりの私のために、東京タワーが見えるレストランを予約してくれていたのです。
いつも適当な場所に飲みに行ってばかりだったので、大事にされている気がしてとても嬉しかったのを覚えています。
帰り道には、初めて手を繋いで歩いてくれました。
彼と付き合えたら幸せだろうなと思いました。

hands

傷つくのが怖くて、最初の時以来、体の関係を持っていなかったのですが、今なら信頼できると思うようになっていました。
「彼はきっとひどいことはしない。もし付き合えなかったとしても後悔しない」
私はそう思って、彼の家に泊まり、体を重ね合わせました。出会ってから2回目でした。

きっともう大丈夫。
そう思っていたのですが、ここから私のインナーチャイルドが暴走を始めます。
そしてサイレント期間が目前に迫っていました。

すれ違い

東京に来て、新しい仕事が始まりました。
慣れない仕事、しかも毎日残業。
家に帰る頃にはクタクタになっていました。
会社にはいい人が多かったのですが、東京の人はどこか少し冷たい感じ。
「本当に東京に来てよかったのかな」
少し情緒不安定になっていました。

精神的に弱っていたこともあって、彼に会いたいと連絡しました。
でも彼も仕事が忙しく、なかなかお互いのスケジュールが合いません。

好きならスケジュールを合わせてくれるはず。
少しの時間でも会ってくれるはず。
会えないってことは、きっと私のことは好きじゃないんだ。
今までは遠くに住んでいたから<飲みにいけて体の関係も持てる都合の良い相手>だと思われていたんだ。
近くに住むようになって、恋愛関係になりたくないから避けてるんだ。

一度こう考え出すと、悪いようにしか考えられなくなりました。

やっとお互いの仕事が落ち着き、私たちは一緒に食事をしました。
何度か会っても、付き合うという話はなかなか出てこない。

lost love

私は2度目に彼と性行為をした時に「半年経って付き合えなかったら、彼のことはキッパリ諦める」と決めていました。
その代わり、どんなに不安な気持ちになっても半年は頑張る。
でもそんなネガティブな気持ちで会っていても、うまくいくわけがありませんでした。

私は話の流れで「結局やりたかっただけじゃん」と、つい口にしてしまいました。
彼は黙って私のことを見ていました。

この時の私は、ネガティブになっていたので、これまでただ何度も会ってくれたことが、すっかり頭から抜け落ちていました。
もっと素直に「私はあなたのことを好きだけど、あなたは私のことをどう思ってるの?」と聞けばよかった。
そうすれば、サイレント期間もそれほど長引かずに済んだはずです。

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